スポーツ障害

スポーツ障害の発症要因には内的要因と外的要因があり内的要因は筋力が弱い、関節可動域が狭い等の個体の問題で障害を起こるもので、外的要因は環境や天候、グランドや路面の状態、スポーツ用具などが原因で障害を起こるものです今回は、スポーツ用具に着目したスポーツ障害についてお話しします。

 

スポーツ用具が原因となるケース

①身体に合わない用具

②負荷をかけた使い方

③正しい使い方をしていない等

 

①身体に合わない用具

身体に合わない用具で最も多い原因がシューズです。特に成長期に多く、親が少し大きめのスパイクやシューズを購入して履かせる事が多いと思いますが、シューズが大きすぎて足がシューズの中で滑ってしまったり、シューズの紐を強く締めすげてしまったりで、スポーツ障害を起こてしう事があります。また、テニスやバドミントン競技ではラケットの重さやグリップの太さが合っていない。ゴルフではクラブの長さや重さ、グリップの太さが合っていない場合でもスポーツ障害を引き起こしてしまいます

 

②負荷をかけた使い方

野球やソフトボールでバッティングで素振りを行う時に重いバットを使用した素振りで負荷をかけたり、ピッチャーなら重いボールを使用したピッチング練習。テニスやバドミントンではガットの種類やガットの張り方によって負荷の加わり方が違ってきます。ゴルフではゴルフクラブの重さ、剣道であれば竹刀の重さにより身体にかかる負荷が違います。競泳ではスイミングパドルを使用した練習で負荷をかけすぎるとスポーツ障害を引き起こしたりします。

 

 

③正しい使い方をしていない

野球やソフトボールなどバットを握る位置によりスポーツ障害を引き起こしたりします。ゴルフクラブ、テニスラケット、剣道の竹刀なども握る位置が正しくないと身体に負荷が加わりスポーツ障害を引き起こします。

シューズやスパイクのサイズが合わなければインソールで調整したり、買い替えをしなければなりません。ラケットやクラブのグリップの問題ではグリップを調整し、重さが問題であれば買い替えなければなりません。使い方の問題であれば、使い方を正したり、変える事をしなければなりません。コーチや監督、プロショップで用具の相談をすると良いでしょう。スポーツ障害による痛みに関しては接骨院や整形外科に相談すると良いでしょう。